カブでの走行について(その2)

 前回書いた内容を思い出しながら。
 ボトムリンク構造上、どうしても避けられないコーナーリングの癖(?)
 これを回避するには構造変更しかないと思ってます。
 で、カブ系のブログを書いている方に質問を投げてみました。(カブ乗りの間では超有名な方だと思います)
 ざっくりやり取りを書くと(私)      「アンチリフトフォークを導入すると乗りやすいですか?」
            (ブログ管理人様)「テレスコみたいな感じだよ」
            (私)      「高いし導入はないかなぁ」
 今思い返せば、なんでその答えにたどり着いたんだろう。 
 乗りやすさとか、なぜ乗りやすく感じるのかとか、いろいろ解説してくれていたのに全部すっ飛ばして読んでました。
 その後もう一度回答いただいたコメントを見直して「もしかするとコーナリングの問題点を解決してくれるんじゃない?」と。
 いや、本当に思いっきりそういう風に書いてくれています。本当にアホです。教えを乞うてるのにちゃんと読まないのはダメだと思います。

 ボトムリンク式でのコーナーリングの問題点を整理。
 コーナーに差し掛かる前のブレーキの制動力にはそれほど問題なし。止まりきれない速度まで出さないし、出せないし。
 次に立ち上がりに向けてアクセルを開けていくような状況も全然問題なし。パワーあっても扱いきれないので、現状でも平坦なら不満無し。
 問題なのはコーナリング中に少し減速したい事態が発生した時。
 知っている道ならある程度「これぐらいのスピードで」とコーナーに差し掛かります。
 自分の走り方なんですが、カーブが近づくと感覚的に曲がりきれそうな速度まで減速して車体を寝かし、コーナーの出口にむけてアクセルを開けながら走り抜けているんだと思います。
 ですが例えばツーリング等で知らない土地に行ったときとか、思いのほかコーナーが長かったり出口が狭かったりきつかったりして
曲がりきれそうにない場合に特に問題としてとらえている。まぁ、先読みが出来てない状況。要はヘタクソってことですけど。
 そこで曲がりきれそうな速度になるまで減速しようとするわけですが、私の場合はエンジンブレーキ、リアブレーキに追加して
フロントブレーキも使っています。ただし、ガツン!とつかっているわけではないです。(他の方々はどうしているんだろう?)
 フロントブレーキをかけるとボトムリンクの場合、悪い癖としてフロントの浮き上がりが発生しタイヤのグリップ感が希薄になって
狙いほど減速するのが怖い。減速でききれない。結果、曲がりきれない、というところまでは言ったことがないですが、かなりヒヤッとしたことがあります。

 そこでアンチリフトフォークの導入が有効だよ、とのブログ管理人様の回答を読み返して発見、私にも有効かも、ってか有効なのでドナー探しを始めました。